茎ブロッコリーの10月27日の状況です。
右側が防虫ネットを掛けたものでマルチを引いています、真ん中がネットもマルチもない畝です。台風18号でやられたので大部分を10月9日に植え替えています。左の畝は台風19号が通り過ぎた10/14にポリポットに残っていた苗をすべて植えました。定植が遅かったのもありますが、苗を大きいものを優先して定植していましたので、一回り小さくなっています。
この日に追肥(化成肥料8-8-8)をしたのですが、その際にアオムシに何本か食われていているのを発見しました。
写真はアオムシを2匹補殺した後です。フンがまだ残っています。実は防虫ネットを掛けるのが遅かったので、ネットの中の一本にもアオムシが2匹いました。で、さらにこのブロッコリーをよく観察していたら、2ミリくらいのクモが小さなアオムシを捕まえていました。
わかりづらいですが、クモの先に緑がぼやけて棒のようになっているのがアオムシです。実際にアオムシの土着天敵としてクモが働いているのを初めてみました。ガンバレ クモ!!とエールを送って置きました。しかし非常に小さなクモなのである程度アオムシが大きくなってしまうと手が出せなくなるようです。
ということで、パセリを除く野菜類(*1)に登録のある農薬「トアロー水和剤CT」を買ってきました。この農薬はBT(バチルス チューリンゲンシス菌)の産生する結晶毒素が有効成分であり生物農薬という分類になります。有機農業でも使用が許可されていると思います。茎ブロッコリーの登録農薬は少ないので、これを明日散布することにしました。
*1 2014/7/11にパセリやエゴマにも適用拡大されていました。また展着剤はミックスパワーにしました。