イソヒヨドリかな?

最近よく目にする野鳥がいます。

胸から上が濃い青色で、腹がレンガ色です。大きさはスズメより大きくモズより少し小さいくらいです。

下の写真では上手く写っていません。野鳥を撮るのは難しいです。

イソヒヨドリ
イソヒヨドリ

今日はネットで野鳥図鑑関係をあれこれ探してみていたところONLINE野鳥図鑑でやっと見つけました。

全国で海岸の岩場に留鳥として分布する。
昆虫やフナムシ、カニ、トカゲなどを食べる。
雄は胸から上が青く、腹は赤褐色。雌は全体が褐色でうろこ模様がある。

とのことなので、オスですね。よく見かける場所は御前崎といっても海岸からは少し離れてはいるんですけどね。

ジョウビタキのメス

以前にジョウビタキのオスを投稿しましたが、このところセド(圃場名)のハウスで作業をしていると

一羽のメスがやってきます。この前はハウスの中にまで入ってきて困りました。今日は写真を撮ってみました。

ジョウビタキ(メス)
地味な色合いなのでメスですね。

つぶらな瞳が可愛いです。

ハスモンヨトウ(ちょっと自信あり)

農業をやるようになって、色々な害虫名を覚えました。オオタバコガ、アザミウマ(スリップス)、ハモグリバエ、コナガなどありますが、ハスモンヨトウという蛾の幼虫の名前もよく出てくるので早い時期に覚えました。ヨトウというのは夜に食害し、昼は土中にいるので夜盗ということだそうです。農作業をしていると、それでもちょくちょく出会います。アップの写真もあるので閲覧要注意です。

ハスモンヨトウ
ハスモンヨトウ

次の画像は別の個体です。ビニール袋に入れて自宅に帰ってきてからデジカメで撮影しました。虫の下にあるのはフンです。こちらは色が濃いですが捕まえた時にはもう少し緑色でした。

ハスモンヨトウ_2匹目
ハスモンヨトウ_2匹目

イモムシハンドブック2(文一総合出版)の92ページの説明文を引用します。

広く見られしばしば害虫化する、山形黒紋が目印のヨトウガイモムシ

側線内側に山形黒色紋、とくに第1・8腹節のものが目立つ

山形というのは三角形ということでしょうか?ハスモンというのはWikipediaを引用します。

成虫は羽に淡褐色縞模様があり、和名の斜紋夜盗の由来となっている。

 



遠州南地方の海岸近くで紅葉する木(ハゼノキ)

この辺り(遠州南)では常緑樹が多くて、赤く紅葉する木は目立ちます。気にしていると以下の木しか無いように思えます。

紅葉する木
紅葉する木

親に聞いてみると”かぶれの木”とのこと。如何にも方言っぽいのでこんな時は、「静岡県 草と木の方言」の出番です。方言名索引を調べると”カブレノキ”では”ウルシ””ヌルデ””ハゼノキ””ヤマウルシ””ヤマハゼ”を”カブレノキ”というようです。方言名通りかぶれる木ですね。

次に「葉で見わける樹木 増補改訂版」を見ると、まさに上の画像と同じ紅葉した木の写真が掲載されていて、和名は”ハゼノキ”でした。引用すると、

真っ赤な紅葉の美しさはトップクラスで、西日本の秋の主役

だそうです。昔はこの木の実からろうそくのろうを採っていたそうです。

テシペルという草を知っていますか。

この辺りでは、畑の防風用として以下のような草がよく植えられています。

テシペル??
地元ではテシペルと呼んでます。

この草を近所の皆さんは「テシペル」と呼んでいます。
2,3年前ちょっと興味があったので、ググってみましたがヒットしませんでした。
植物図鑑で探すにしても、名前が分からないと素人ではなかなか見つけ出せません。
残念ですが諦めていました。

ところが、先日地元の歴史を調べるために図書館の郷土史コーナーを探していたところ「白羽の植物図鑑」という冊子を見つけました。(白羽というのは私の住んでいる地区の隣の小学校区です。)白羽公民館の「ふるさと見て歩き講座」での活動の一環として作成されたと書かれています。なので写真がピンボケだったり、同じ植物が一冊の中に2回出てきたり、、オヒシバがオシヒバになってたりします。

しかし実際に地元に生えている雑草、野草が載っていてすべてではありませんが方言が載っていたり、ローカル色豊かな解説があったりして私にとっては良本です。手元に置いておきたいと思い、白羽公民館に問い合わせたところ販売はしておらず公民館にも数冊しか残っていないとのことでした。

そこで図書館から借りてきて、掲載されている植物名をEXCELに書き写し、自分なりの説明を記載することにしました。一ページずつじっくりと読んでいると、「ペチベルソウ」(ペはヘに半濁点)という名称でテシペルの写真が載っています。

「おお、これだ!」と思わず声に出していました。
早速検索すると正しくは「ベチベルソウ」Vetiveria zizanioides Nash(ヘに濁点)であることが分かりました。Googleさん、偉いぞ。
やっとあの草の名前が分かりました。

しかし「ベチベル」が訛って「テシペル」になりますかね。確かにベチベルは発音しにくいですが。

キクにアブラムシがいた。

今日、ビニールハウスの中のキクにアブラムシがいるのを発見しました。季節的には冬ですが、ここ数日暖かったので発生したようです。

アブラムシ_1
アブラムシ_1

アブラムシの特徴であるお尻のところに2本の角(角状管というらしい)があるのがわかります。

いろんな色と形のものが混在していますので、種別までは分かりませんでした。

アブラムシ_2
アブラムシ_2

アブラムシがいたのは2本だけでした。その枝を根元から切ってハウスの外に出してから、アドマイヤーフロアブルを2000倍で散布しました。防虫ネットを張ってあるのにどこから入ってくるんでしょうね。

アブラムシ_3
アブラムシ_3

先日購入したばかりのオリンパス TG-4の顕微鏡モードで撮ってみました。

キクにいたカメムシ

キクの花の蕾に小さな虫がいました。

ネットで調べたところ、どうもカスミカメムシ科のようです。たぶんコアオカスミカメでしょう。

s_P1010461-01キク3,4本に1匹くらいたので、急いでキクでカメムシ類に登録のある「スタークル顆粒水溶剤」2000倍を散布しました。今回カメムシだろうということでスタークルを散布したのですが、これって自分の判断ですがいいんでしょうか。

ちなみにキクでカメムシ類に登録のある農薬は、静岡県植物防疫協会発行の「農薬安全使用指針・農作物病害虫防除基準」によると、「スタークル顆粒水溶剤」と「アルバリン顆粒水溶液」が掲載されていますが、ともに「ジノテフラン水溶液」です。農協で購入したのですが、価格も同じだということでした。

「アンデスノオトメ」の実

アンデスノオトメに実が付いてました。さやいんげんのような実です。

アンデスノオトメは流通名、和名はハナセンナ、学名はcassia(カッシア)だそうです。

こんなに大きなりっぱな「木」ですが、マメ科なのがこれでわかりますね。そういえば、以前、庭に植わっていたハナズオウも大きな木でしたが、マメ科だったのでやっぱりエンドウマメみたいな実がなっていました。

アンデスノオトメの実
アンデスノオトメの実
アンデスノオトメの実(アップ)
アンデスノオトメの実(アップ)

となりには極楽鳥花(ストレリチア)も咲いていました。

ゴクラクチョウカ
ゴクラクチョウカ

 

 

 

オクラにいるイモムシたち

そろそろオクラは終わりです(まだやっているのと言われそうです)が、ずっと農薬をかけていないので、ムシが増えてきました。

まずはオクラを栽培すると必ずやってくるハマキムシ。

ハマキムシ
正式にはワタノメイガ

正式にはワタノメイガというらしいです。葉っぱが巻かれていて開くと画像のようにムシがいます。普段は見つけると巻かれた状態のままの葉っぱを親指と人差し指でギュッと挟んでます。

次はちょっと派手なこいつ。

フタトガリコヤガ
フタトガリコヤガ

「冷やし菜園はじめました」さんの「害虫図鑑」で調べたところ、たぶんフタトガリコヤガです。手袋をして捕りますが、けっこう手袋にくっついてきます。

そして3番目。

名称不明
名称不明

ちょっとわかりにくくてすいません。上の葉の中央にいる緑のムシです。名前もよくわかりませんでした。

それからこれはオクラにいたムシではありませんが、ちょうどダイコンのタネを播いたりする時期なので、備忘録としてメモしておきます。

このあたりではシンクイムシといいますが、正式にはハイマダラノメイガというらしいです。

今回参考にさせていただいたサイト

カナメモチの若葉

カナメモチの若葉が出ていました。赤い若葉を包んでいるサヤのようなものが、薄紅色でとってもきれいです。

カナメモチ
カナメモチ

このHPを作るようになって、これまで気が付かなかったこのような若葉を見つけることが出来るようになりました。

後ろの緑の若葉は、マサキです。御前崎では「シビビー」と呼び、どこの家にもある、非常にポピュラーな木です。

「静岡県 草と木の方言」野口英昭著 によるとシビビーと呼ぶのは遠州地方、特に御前崎近辺だけのようです。

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