テシペルという草を知っていますか。

この辺りでは、畑の防風用として以下のような草がよく植えられています。

テシペル??
地元ではテシペルと呼んでます。

この草を近所の皆さんは「テシペル」と呼んでいます。
2,3年前ちょっと興味があったので、ググってみましたがヒットしませんでした。
植物図鑑で探すにしても、名前が分からないと素人ではなかなか見つけ出せません。
残念ですが諦めていました。

ところが、先日地元の歴史を調べるために図書館の郷土史コーナーを探していたところ「白羽の植物図鑑」という冊子を見つけました。(白羽というのは私の住んでいる地区の隣の小学校区です。)白羽公民館の「ふるさと見て歩き講座」での活動の一環として作成されたと書かれています。なので写真がピンボケだったり、同じ植物が一冊の中に2回出てきたり、、オヒシバがオシヒバになってたりします。

しかし実際に地元に生えている雑草、野草が載っていてすべてではありませんが方言が載っていたり、ローカル色豊かな解説があったりして私にとっては良本です。手元に置いておきたいと思い、白羽公民館に問い合わせたところ販売はしておらず公民館にも数冊しか残っていないとのことでした。

そこで図書館から借りてきて、掲載されている植物名をEXCELに書き写し、自分なりの説明を記載することにしました。一ページずつじっくりと読んでいると、「ペチベルソウ」(ペはヘに半濁点)という名称でテシペルの写真が載っています。

「おお、これだ!」と思わず声に出していました。
早速検索すると正しくは「ベチベルソウ」Vetiveria zizanioides Nash(ヘに濁点)であることが分かりました。Googleさん、偉いぞ。
やっとあの草の名前が分かりました。

しかし「ベチベル」が訛って「テシペル」になりますかね。確かにベチベルは発音しにくいですが。

キクにアブラムシがいた。

今日、ビニールハウスの中のキクにアブラムシがいるのを発見しました。季節的には冬ですが、ここ数日暖かったので発生したようです。

アブラムシ_1
アブラムシ_1

アブラムシの特徴であるお尻のところに2本の角(角状管というらしい)があるのがわかります。

いろんな色と形のものが混在していますので、種別までは分かりませんでした。

アブラムシ_2
アブラムシ_2

アブラムシがいたのは2本だけでした。その枝を根元から切ってハウスの外に出してから、アドマイヤーフロアブルを2000倍で散布しました。防虫ネットを張ってあるのにどこから入ってくるんでしょうね。

アブラムシ_3
アブラムシ_3

先日購入したばかりのオリンパス TG-4の顕微鏡モードで撮ってみました。

キクにいたカメムシ

キクの花の蕾に小さな虫がいました。

ネットで調べたところ、どうもカスミカメムシ科のようです。たぶんコアオカスミカメでしょう。

s_P1010461-01キク3,4本に1匹くらいたので、急いでキクでカメムシ類に登録のある「スタークル顆粒水溶剤」2000倍を散布しました。今回カメムシだろうということでスタークルを散布したのですが、これって自分の判断ですがいいんでしょうか。

ちなみにキクでカメムシ類に登録のある農薬は、静岡県植物防疫協会発行の「農薬安全使用指針・農作物病害虫防除基準」によると、「スタークル顆粒水溶剤」と「アルバリン顆粒水溶液」が掲載されていますが、ともに「ジノテフラン水溶液」です。農協で購入したのですが、価格も同じだということでした。

「アンデスノオトメ」の実

アンデスノオトメに実が付いてました。さやいんげんのような実です。

アンデスノオトメは流通名、和名はハナセンナ、学名はcassia(カッシア)だそうです。

こんなに大きなりっぱな「木」ですが、マメ科なのがこれでわかりますね。そういえば、以前、庭に植わっていたハナズオウも大きな木でしたが、マメ科だったのでやっぱりエンドウマメみたいな実がなっていました。

アンデスノオトメの実
アンデスノオトメの実
アンデスノオトメの実(アップ)
アンデスノオトメの実(アップ)

となりには極楽鳥花(ストレリチア)も咲いていました。

ゴクラクチョウカ
ゴクラクチョウカ

 

 

 

オクラにいるイモムシたち

そろそろオクラは終わりです(まだやっているのと言われそうです)が、ずっと農薬をかけていないので、ムシが増えてきました。

まずはオクラを栽培すると必ずやってくるハマキムシ。

ハマキムシ
正式にはワタノメイガ

正式にはワタノメイガというらしいです。葉っぱが巻かれていて開くと画像のようにムシがいます。普段は見つけると巻かれた状態のままの葉っぱを親指と人差し指でギュッと挟んでます。

次はちょっと派手なこいつ。

フタトガリコヤガ
フタトガリコヤガ

「冷やし菜園はじめました」さんの「害虫図鑑」で調べたところ、たぶんフタトガリコヤガです。手袋をして捕りますが、けっこう手袋にくっついてきます。

そして3番目。

名称不明
名称不明

ちょっとわかりにくくてすいません。上の葉の中央にいる緑のムシです。名前もよくわかりませんでした。

それからこれはオクラにいたムシではありませんが、ちょうどダイコンのタネを播いたりする時期なので、備忘録としてメモしておきます。

このあたりではシンクイムシといいますが、正式にはハイマダラノメイガというらしいです。

今回参考にさせていただいたサイト

カナメモチの若葉

カナメモチの若葉が出ていました。赤い若葉を包んでいるサヤのようなものが、薄紅色でとってもきれいです。

カナメモチ
カナメモチ

このHPを作るようになって、これまで気が付かなかったこのような若葉を見つけることが出来るようになりました。

後ろの緑の若葉は、マサキです。御前崎では「シビビー」と呼び、どこの家にもある、非常にポピュラーな木です。

「静岡県 草と木の方言」野口英昭著 によるとシビビーと呼ぶのは遠州地方、特に御前崎近辺だけのようです。

シロバナジンチョウゲ

3月20日に撮影したシロバナジンチョウゲです。

シロバナジンチョウゲ
シロバナジンチョウゲ

普通のジンチョウゲは蕾が赤く、花は薄紅色ですが、自宅のジンチョウゲは真っ白です。

ジンチョウゲの隣にはマメザクラ(コメザクラ)が咲いていました。

マメザクラ
マメザクラ

マメザクラ、コメザクラどちらが正しいのかわかりませんが、ピンクのマメザクラも家の裏にあります。

ピンクのマメザクラ
ピンクのマメザクラ

「庭の花木」のページの中ほどにある一枚の葉っぱだけの写真が2枚あり、「ウワズミザクラ?」としてあるのが、このピンクのマメザクラの葉です。

 

フキ(フキノトウ)

自宅の裏に「セドの苗場」と呼んでいる小さな畑があります。その畑の端に梅の木やみかんの木が植えられています。

一ヶ月くらい前になりますが、梅の花の状態を見に行ったところ、梅の木の下にフキノトウを発見しました。

フキノトウ
フキノトウ(3/5撮影)

これまでフキノトウは雪が降るような場所に現れると思い込んでいました。この辺りでは野山にはフキが自生していますが、このようなフキノトウは出てこないと思います。その野生のフキよりも二回りくらい大きくて緑色も薄いので、家人の誰かが植えたものかもしれません。

デンドロビウム?
デンドロビウム?

同じ日にビニールハウスで撮影した蘭です。種類は分りません。デンドロビウムと書きましたが違うかな。

庭の花木:2月

2月に撮影した庭の花木です。

ソシンロウバイ
ソシンロウバイ

花の中央部も黄色なので、ソシンロウバイだと思います。2015/2/19撮影

ウメ(コウバイ)
ウメ(コウバイ)

我が家の庭の中で一番最初に咲き始める八重のウメです。例年一月には一輪咲いています。2015/2/19撮影

ウメ(三分咲き)
ウメ(三分咲き)

こちらは、梅干し用のウメの花です。去年はバケツ一杯取れました。2015/2/20撮影

 

スティックセニョール、ヒヨドリ対策

スティックセニョール(茎ブロッコリー)の葉っぱをヒヨドリに喰われるようになりました。朝圃場にいくといつもバサバサと飛び立ちます。以前クロダイ釣りをやっていたので釣り糸があります。竹を何本か立てて釣り糸を張り巡らせて置きました。一昨日やったばかりなので効果はまだわかりませんけど。

今日は朝から冷たい雨なので、パソコンでネットサーフィンです。(最近ネットサーフィンって言わなくなってきた?)これまでも茎ブロッコリーやスティックセニョールで検索してましたが、今日は検索結果の2ページ目、3ページ目まで見てみました。そしたらyoutubeでも動画があるんですね。NHKの「やさいの時間」でも2012年にやったみたいですね。もっと早く見とけばよかった。それからなんと2chにも「カリフラワー・ブロッコリー・スティックセニョール」というスレッドがあることを発見。じっくり読んでたらもうこんな時間になってました。

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