キクの枝に白い棒が付いているが、なんだろうと思ったら尺取虫でした。イモムシハンドブックで調べたらウスネズミエダシャクのようです。グミ科樹木で見られるそうですが、ビニールハウスの外にグミの木があるので、成虫がハウスに迷い込んだようです。
カテゴリー: 害虫
10月3日の出荷はありません
今日の出荷はありません。咲いている花がなくなりました。
ハウスの入り口近くの株にアブラムシがいました。農薬を散布する予定です。
ハスモンヨトウとゾウムシ
今年はハスモンヨトウがいない
ビニールハウスで小菊の栽培を始めて5年になりますが、毎年ハスモンヨトウ(幼虫)の大量発生に悩まされてきました。
ところが今年は幼虫も成虫も一匹も見かけません。散布している農薬は例年と変わりがないので不思議です。
ゾウムシが大量にいる
ヨトウムシがいなくなったので、花や葉を食べられなくなったかというと、代わりにゾウムシが花を食べてしまっています。一番多い日は257匹を補殺しました。その後はほとんどいなくなったのですが、最近また増え出し今日は54匹捕殺しました。
検索すると、”ギシギシクチブトサルゾウムシ”や”タデノクチブトサルゾウムシ”に似ていますが、同定は出来ていません。
何か因果関係があるのでは
ヨトウムシがいなくなったのと、ゾウムシが多くなった時期が重なるため、ソウムシがヨトウムシを食べてしまうのかと思いましたが、ゾウムシは草食のようです。あまりにもスッキリとヨトウムシがいなくなったで、ヨトウムシはゾウムシを嫌う何かがあるのではと勝手に思ってます。
どなたが詳しい人いませんか?
セスジスズメ
6/19に里芋の葉にイモムシを発見しました。
オレンジと黄色の点が2列に並んでいて、角の先が白く光っているように見えます。
所有しているイモムシハンドブックの3冊を見てもそれらしい虫が見つかりません。
仕方ないのでネットで探すと「虫の写真図鑑 Cyber幼虫図鑑」のなかの「スズメガの幼虫図鑑」の中にありました。
セスジスズメというようですが、私が見たのはまだ若い幼虫で、きれいでかわいい感じですが、
最後のほう(終齢幼虫)になると指一本くらいの大きさになり形も色もグロテスクです。
イモムシハンドブックにはこちらが載っていたので見つけられなかった訳です。
終齢幼虫を見つけたら私は逃げ出します。
ミカンキイロアザミウマ
中原ハウスで最近咲き始めた黄色のキクの花を観察したら
複数の小さな細長い虫が歩き回っていた。近くに吊るしてあったハエ用の黄色の
粘着シートにも、ホコリのような虫が多く付いてました。
今日時間に余裕があったので、顕微鏡モードのあるデジカメ(オリンパス TG-4)で
撮ってみました。ミカンキイロアザミウマだと思いますが、いかがでしょうか?
アザミウマは青い粘着シートに付くはずですが、青いほうには付いていません。
キクにとってアザミウマは難敵なので、栽培初期から青いほうは吊るしてあります。
昨年は別のハウスで青いシートにアザミウマが付いていたのですが。
理由はよくわかりません。
シロオビノメイガ
一ヶ月くらい前から中原ハウスに餓が飛ぶようになりました。
農薬ではなかなか死なないので、最近は昆虫採集用の虫取り網で捕まえてます。
今日少し余裕があったので、写真に撮りイモムシハンドブックで調べてみました。
ヨトウムシなどのヤガ科と思い探しましたがなかなか見つからず、最初のページから
チェックしたところツトガ科の「シロオビノメイガ」と判明しました。
キクにとってどんな害があるかは不明です。
大きな毛虫発見!
ビニールハウスの外側スソのところに大きな毛虫を発見しました。
手持ちの「イモムシハンドブック」でチェックしてみたところ、「ヨシカレハ」に一番近いと思います。
ただ、ハンドブックでは体長60mmほどとなっていますが、これは10cm以上ありました。これだけ大きいと手を出せません。
よく見ると{あたま/しっぽ}のところにクモのような白い虫がいて{噛んで/噛まれて}います。半日以上動かなかったので攻撃されていたのかなあ。
ハンドブックでは「毒刺毛がある」とのことなので、触らなくて良かったです。
ハスモンヨトウ(ちょっと自信あり)
農業をやるようになって、色々な害虫名を覚えました。オオタバコガ、アザミウマ(スリップス)、ハモグリバエ、コナガなどありますが、ハスモンヨトウという蛾の幼虫の名前もよく出てくるので早い時期に覚えました。ヨトウというのは夜に食害し、昼は土中にいるので夜盗ということだそうです。農作業をしていると、それでもちょくちょく出会います。アップの写真もあるので閲覧要注意です。
次の画像は別の個体です。ビニール袋に入れて自宅に帰ってきてからデジカメで撮影しました。虫の下にあるのはフンです。こちらは色が濃いですが捕まえた時にはもう少し緑色でした。
イモムシハンドブック2(文一総合出版)の92ページの説明文を引用します。
広く見られしばしば害虫化する、山形黒紋が目印のヨトウガイモムシ
側線内側に山形黒色紋、とくに第1・8腹節のものが目立つ
山形というのは三角形ということでしょうか?ハスモンというのはWikipediaを引用します。
キクにアブラムシがいた。
今日、ビニールハウスの中のキクにアブラムシがいるのを発見しました。季節的には冬ですが、ここ数日暖かったので発生したようです。
アブラムシの特徴であるお尻のところに2本の角(角状管というらしい)があるのがわかります。
いろんな色と形のものが混在していますので、種別までは分かりませんでした。
アブラムシがいたのは2本だけでした。その枝を根元から切ってハウスの外に出してから、アドマイヤーフロアブルを2000倍で散布しました。防虫ネットを張ってあるのにどこから入ってくるんでしょうね。
先日購入したばかりのオリンパス TG-4の顕微鏡モードで撮ってみました。
キクにいたカメムシ
キクの花の蕾に小さな虫がいました。
ネットで調べたところ、どうもカスミカメムシ科のようです。たぶんコアオカスミカメでしょう。
キク3,4本に1匹くらいたので、急いでキクでカメムシ類に登録のある「スタークル顆粒水溶剤」2000倍を散布しました。今回カメムシだろうということでスタークルを散布したのですが、これって自分の判断ですがいいんでしょうか。
ちなみにキクでカメムシ類に登録のある農薬は、静岡県植物防疫協会発行の「農薬安全使用指針・農作物病害虫防除基準」によると、「スタークル顆粒水溶剤」と「アルバリン顆粒水溶液」が掲載されていますが、ともに「ジノテフラン水溶液」です。農協で購入したのですが、価格も同じだということでした。