カラスザンショウ

カラスザンショウ[烏山椒]ミカン科サンショウ属

特徴:大型の羽状複葉、先駆性樹木、シンジュ[神樹]別名ニワウルシに似ている、葉軸や枝にとげがある:葉で見分ける樹木 増補改訂版 より

コメント:耕作放棄している畑に久しぶりに行ったら、となりの畑との境界に2mを超す樹木が生えていてびっくりした。Googleレンズで調べると、ニワウルシがヒットするが、枝にびっしりとトゲが生えていてしっくりこない。上記の本で調べたところ、トゲがいっぱいあるのでカラスザンショウと同定した。

別ページ「庭の花木」で家の周りの花や木の写真を載せているが、自分が見にくいので、これからは一種類ごとに投稿をすることにしました。カラスザンショウ_1 カラスザンショウ_2

 

遠州南地方の海岸近くで紅葉する木(ハゼノキ)

この辺り(遠州南)では常緑樹が多くて、赤く紅葉する木は目立ちます。気にしていると以下の木しか無いように思えます。

紅葉する木
紅葉する木

親に聞いてみると”かぶれの木”とのこと。如何にも方言っぽいのでこんな時は、「静岡県 草と木の方言」の出番です。方言名索引を調べると”カブレノキ”では”ウルシ””ヌルデ””ハゼノキ””ヤマウルシ””ヤマハゼ”を”カブレノキ”というようです。方言名通りかぶれる木ですね。

次に「葉で見わける樹木 増補改訂版」を見ると、まさに上の画像と同じ紅葉した木の写真が掲載されていて、和名は”ハゼノキ”でした。引用すると、

真っ赤な紅葉の美しさはトップクラスで、西日本の秋の主役

だそうです。昔はこの木の実からろうそくのろうを採っていたそうです。

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