セスジスズメ

6/19に里芋の葉にイモムシを発見しました。

セスジスズメの幼虫

オレンジと黄色の点が2列に並んでいて、角の先が白く光っているように見えます。

所有しているイモムシハンドブックの3冊を見てもそれらしい虫が見つかりません。

仕方ないのでネットで探すと「虫の写真図鑑 Cyber幼虫図鑑」のなかの「スズメガの幼虫図鑑」の中にありました。

セスジスズメというようですが、私が見たのはまだ若い幼虫で、きれいでかわいい感じですが、

最後のほう(終齢幼虫)になると指一本くらいの大きさになり形も色もグロテスクです。

イモムシハンドブックにはこちらが載っていたので見つけられなかった訳です。

終齢幼虫を見つけたら私は逃げ出します。

 

ミカンキイロアザミウマ

中原ハウスで最近咲き始めた黄色のキクの花を観察したら

複数の小さな細長い虫が歩き回っていた。近くに吊るしてあったハエ用の黄色の

粘着シートにも、ホコリのような虫が多く付いてました。

今日時間に余裕があったので、顕微鏡モードのあるデジカメ(オリンパス TG-4)で

撮ってみました。ミカンキイロアザミウマだと思いますが、いかがでしょうか?

アザミウマは青い粘着シートに付くはずですが、青いほうには付いていません。

キクにとってアザミウマは難敵なので、栽培初期から青いほうは吊るしてあります。

昨年は別のハウスで青いシートにアザミウマが付いていたのですが。

理由はよくわかりません。

ミカンキイロアザミウマ
ミカンキイロアザミウマ

シロオビノメイガ

一ヶ月くらい前から中原ハウスに餓が飛ぶようになりました。

農薬ではなかなか死なないので、最近は昆虫採集用の虫取り網で捕まえてます。

今日少し余裕があったので、写真に撮りイモムシハンドブックで調べてみました。

ヨトウムシなどのヤガ科と思い探しましたがなかなか見つからず、最初のページから

チェックしたところツトガ科の「シロオビノメイガ」と判明しました。

キクにとってどんな害があるかは不明です。

シロオビノメイガ
シロオビノメイガ
キクの葉の中にいるシロオビノメイガ
キクの葉の中にいるシロオビノメイガ

除草剤(土壌処理剤)評価_一ヶ月後

8/30に撒いた土壌処理剤の一ヶ月後です。

無散布区は、メヒシバがだいぶ伸びてきました。

土壌処理剤を撒いた区は、クレマートU、トレファノサイド、ゴーゴーサンすべてでまだ生えてきていません。

試験区の両側は、ラウンドアップを散布したので枯れています。

無散布#2
無散布#2
無散布#1
無散布#1
クレマートU
クレマートU
トレファノサイド
トレファノサイド
ゴーゴーサン
ゴーゴーサン

除草剤(土壌処理剤)評価_その1

除草剤には、

  • 既に生えている雑草を枯らす茎葉処理剤(ラウンドアップ、バスタなど)
  • 新たに雑草が生えてくるのを止める土壌処理剤

があります。

これまで土壌処理剤は使用したことがなかったので、その効果が実際にはどのようなものか評価することにしました。

土壌処理剤としては、以下の3種類を用いました。

  • クレマートU
  • トレファノサイド
  • ゴーゴーサン

3種類それぞれ乳剤がありますが、今回は手軽な粒剤を使用することにしました。

散布場所として7月咲き、8月咲きキクの株を抜いた後の幅が約1m、長さが17mくらいの土地を使用しました。比較のため何も散布しない区画も設け、また散布場所による差を無くすために、長さを2m毎に区切って8区画としました。散布順はランダムに選定し、北側から以下のようになりました。

  1. クレマートU
  2. トレファノサイド
  3. ゴーゴーサン
  4. 無散布
  5. ゴーゴーサン
  6. 無散布
  7. トレファノサイド
  8. クレマートU

散布日(2018年8月30日)

散布日の状況です。両側の草はほとんどがメヒシバで、他にスベリヒユ、コニシキソウ、クルマバザクロソウ、ゴウシュウアリタソウ、オヒシバなどが生えています。

試験場所
試験場所

一番北側のクレマートU散布状況(クレマートUの色は白)

クレマートU
クレマートU

2番目のトレファノサイド散布状況(トレファノサイドの色は薄い黄色)

トレファノサイド
トレファノサイド

3番目のゴーゴーサン散布状況(ゴーゴーサンの色は濃い黄色)

ゴーゴーサン
ゴーゴーサン

4番目の無散布区の状況

無散布
無散布

5番目以降の画像は省略します。

9日後の2018年9月8日の状況

試験区を北側一番目を#1、2番目を#2と表すことにします。

#1_クレマートUの状況(何も生えてきていません)

#1_クレマートU_0908
#1_クレマートU_0908

#2_トレファノサイドの状況(何も生えてきていません)

#2_トレファノサイド_0908
#2_トレファノサイド_0908

#3_ゴーゴーサンの状況(何も生えてきていません)

#3_ゴーゴーサン_0908
#3_ゴーゴーサン_0908

#4_無散布区の状況(メヒシバが生えてきました)

#4_無散布_0908
#4_無散布_0908

#5のゴーゴーサン、#7のトレファノサイド、#8のクレマートUも何も生えていません。画像省略。

#6_無散布区の状況(メヒシバが生えてきました)

#6_無散布_0908
#6_無散布_0908

いつまで土壌処理剤の効果が続くのか、また土壌処理剤の種別によってどのような差があるか、実験を続けます。

フランスが使用禁止するネオニコチノイド系農薬とは

ミツバチに影響を与えるとしてフランスが禁止するネオニコチノイド系農薬5種類は、

有効成分は表示されているのですが日本での具体的な農薬名が分かりません。

そこで、ちょっと調べてみました。農薬名は代表的なものです。

クロチアニジン:ダントツ

イミダクトプリド:アドマイヤー

チアメトキサム:アクタラ

チアクロプリド:エコファイター、エコワン

アセタミプリド:モスピラン

EUではこの5種類のみ認められているそうですが、日本では他にもネオニコチノイド系農薬がありました。

ジノテフラン:アルバリン、スタークル

ニテンピラム:ベストガード

ちなみに農協(JA)で売っているのはスタークルで、ホームセンターなどで売っているのはアルバリンとなります。中身は同じです。

 

 

 

 

ベニカグリーンVスプレーとは

有効成分がフェンプロパトリンとミクロブタニルの混合剤です。

フェンプロパトリンの系統はピレスロイド系殺虫剤であり、主な商品(薬剤名)はロディーです。

ミクロブタニルの系統はステロール生合成阻害剤(殺菌剤)であり、主な商品(薬剤名)はラリーです。

 

ちなみにベニカXファインスプレーは、

有効成分がクロチアニジン、フェンプロパトリンとメバニピリムの混合剤です。

クロチアニジンの系統は、ネオニコチノイド系殺虫剤であり、主な商品(薬剤名)はダントツです。

フェンプロパトリンの系統はピレスロイド系殺虫剤であり、主な商品(薬剤名)はロディーです。

メバニピリムの系統は、アリニノピリミジン系殺菌剤であり、主な商品(薬剤名)はフルピカです。

大きな毛虫発見!

ビニールハウスの外側スソのところに大きな毛虫を発見しました。

手持ちの「イモムシハンドブック」でチェックしてみたところ、「ヨシカレハ」に一番近いと思います。

ヨシカレハの幼虫かな
ヨシカレハの幼虫かな

ただ、ハンドブックでは体長60mmほどとなっていますが、これは10cm以上ありました。これだけ大きいと手を出せません。

よく見ると{あたま/しっぽ}のところにクモのような白い虫がいて{噛んで/噛まれて}います。半日以上動かなかったので攻撃されていたのかなあ。

ハンドブックでは「毒刺毛がある」とのことなので、触らなくて良かったです。

 

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