モズのはやにえ

5月にウバメガシを剪定していたら「モズのはやにえ」を見つけました。知識としてはモズがカエルや虫を尖った枝に突き刺す習性があることは知っていましたが、実際に見るのは初めてでした。

モズのはやにえ
モズのはやにえ

少しわかりにくいので拡大します。

モズのはやにえ 拡大
モズのはやにえ 拡大

トカゲですね。剪定していったら木の中のほうにあったので、ずいぶん前のものらしく皮だけになっています。

このトカゲが刺してあるウバメガシですが、庭の横の小山に10本以上が自然に生えています。愛読書である「葉で見分ける樹木 増補改訂版」林 将之 著によると「海岸近くの乾燥した低山に生える。」と説明があり、まさにそのとおりのロケーションです。ちなみに地元の方言では「イマメ」と言います。

面白いことを思い出しました。昔、図書館でこの木を調べたことがあって、説明文に「実はドングリ」とありました。その頃はまだ何にも知らなくてドングリという木があると思っていたので、やはりこれ(ウバメガシ)がドングリの木なのだと納得したことがあります。「実(ミ)はドングリ」ではなくて「実(じつ)はドングリ」と読んでました。

 

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